こんにちは、初心者ランナーのまっちです。初めてフルマラソンを挑戦したレース「北海道マラソン2023」について記事にします。私と同じような境遇の方の参考になればと思います。
完走したものの、思っていた以上に苦しんだフルマラソンデビューとなりました。(汗)
クリックできる目次
北海道マラソンとは
日本国内で唯一、夏に行われる本格的なフルマラソン大会
近年は世界陸上やオリンピックにつながる選考レースとしても位置付けられている
日本陸上競技連盟、WA/AIMS公認コース
北海道マラソン2023の制限時間は6時間、参加定員は2万人で今回初めて選手たちを2つのグループに分ける「ウェーブスタート」が採用されました。
公式アプリも初めて導入され、ダウンロードしてエントリーができるほか、このアプリで大会のさまざまな情報が発信されます。
北海道マラソン 受付
北海道マラソンが開催される前(25日or26日)のどちらかで受付を済ませます。受付自体は簡単で5分もかかりませんでした。
事前にメールで送られてきていた参加票のQRコードを受付に提示。ビブスとパンフレットを受け取り、別のブースで記念Tシャツを受け取りました。
北海道マラソン2023 当日
レース当日の日程は以下の通りです。
日程
4時45分 起床
5時20分 朝食
ストレッチ、トイレ、荷物の最終確認
6時30分 出発 出発前に大福とエナジーゼリーでカロリー補給
7時10分 札幌駅到着
7時30分 大通公園到着 Gブロック手荷物預け場所へ
8時10分 Gブロックの待機場所へ移動
8時30分 A-Fグループ スタート
8時35分 スタート地点へ移動開始
8時45分 スタート
ゴール
「起床時間はレースがスタートする4~5時間前くらいがいい」という情報がネットにあり参考にしたが、食事やトイレ、準備、会場への移動時間から逆算すると結局4時間前には起きないとだめだという結論に。
普段から10時に寝て5時頃起きるリズムなので起床時間に関しては大きな問題はなし。会場近くで宿泊している場合はもう少し遅く起きても大丈夫だなと感じました。
会場へ移動
札幌駅から大通公園までは地下歩行空間で移動。周りはランナーが半分くらいといったところ。
7時30分に大通公園に到着!すでにたくさんの方がいた。皆さん何時から来ているのだろうか?
A~Jブロックまであり、私はGブロック。Aから順に自己ベストの早い方々でグループ分けされている模様。Aのアスリートビブスをつけてる方は、とても速そうだった。憧れる…。
Gブロックエリアで着替えと手荷物を預ける。いや、Gブロックにも速そうな人結構いるな…。というのが最初の感想。
予想していたがトイレ待ちが長蛇の列だったが、時間に余裕をもって行動していたので問題なし!その後スタート地点へ移動する。
8時10分にGブロックのスタート前の待機場所へ到着。
この時気付いたのだが、同じブロックであればゼッケンの番号に関わらず先についた順に並べるということ。つまり同じブロックの誰よりも先にスタートしたければ先に並べばいい…!
ただし、先頭へ行きたいなら早く集まる必要がある。私が大通り公園に到着した7時30分にはすでに並んでいた。
私は直前にトイレに行っておきたいので、ブロックの先頭からスタートは難しそう…。
スタート地点へ移動!第2ウェーブは8時45分スタート
ウェーブスタートとは
参加者を複数グループ(ウェーブ)に分けて時間差スタートさせる方法。
スタート時やコース走行中の混雑緩和を図ることができ、安全・安心な運営にもつながる。
第1ウェーブ(A~F)8:30スタート 約11,000人
第2ウェーブ(G~J)8:45スタート 約9,000人
気温31℃の過酷な状況での初フルマラソン
テレビ塔のスタートのカウントダウンを記念撮影。会場の盛り上がりに合わせて自分も気合が入ってくるのを感じた。
北海道マラソン2023 コース攻略
8時45分 大通公園スタート
スタート後に色々と撮影していたらアップルウォッチの計測開始を押し忘れていることに気が付く。
曇り予報でそこまで気温も高くないと思っていたが、31℃と結構暑い…。
すすきの
普段のすすきのとは違い、車がなくランナーだらけの光景が不思議な感覚。
中島公園 2~3km地点
全体が5分40秒/kmくらいのペースで、わりと速いんだなという印象。周りにつられてオーバーペースにならないよう気を付けた。
幌平橋 3~4km地点
ここから白石・藻岩通を通って平岸通りへ
創成トンネル 9~10km地点
もう少しで10kmというあたり。ここまで5分40秒/kmで走るが、このままのペースで行くとやばいな…と考えて少しペースを落とす。
サブ4なんて夢のまた夢だな…練習足りなかったんだな…来年はもう少し早くから練習始めよう…とトンネル内で考えていた。トンネル内は空気が薄いからなのか、この日一番きつかった。
新川通り 20km付近
新川通りに入ると直線が続きます。折り返し含めると10km以上ここで走ります。
札幌国際情報高校吹奏楽部の皆さん。熱い声援に元気づけられました。
折り返し地点(25km付近)
家族が折り返し先で応援していたため、この辺で少し息を吹き返す。
手稲高等学校吹奏楽部の皆さん、足が痛くてしんどい時だったのでとても励まされました。ありがとう!このあたりから雨が降りだす。
新川通り 30km付近
改めて見るとすごい光景だなと思い撮った一枚。道路上に往復どちらも人だらけ。
37kmあたりで雨が強くなる。ここからゴール手前まで土砂降りになり、撮影できず…
北海道大学 40km付近
北海道大学構内は初めて走ったので楽しみたかったがそんな余裕なし。
強い雨の中で足の痛みと戦う。この辺りでは400m走って100m歩くを繰り返していた。
色んな声援を頂いたが「ここまでよく頑張った!後は耐えるだけ!」という声援が耳に残っている。
ゴール直前
ゴール前最後の直線!
ゴール直前でトマトに追い抜かれるも…ついにゴール!!
ゴールした後はメダル、タオル、アルミの使い捨てカップ、アイシング用の氷、アイスの配布、きのとやお菓子の配布、サッポロビール抽選会、シャウエッセンウインナーの提供などあり、ちょっとしたお祭りのような雰囲気を楽しみました。
30℃以上の気温、土砂降りの雨に雷という過酷な状況の中走り切れたことはとても自信になりました。やはり達成感があります。
スポーツでこんなふうに達成感や充実感を得られるのは部活でサッカーをしていた頃以来だろうか…。大人になってからもこういう経験が出来ることが分かりました。
初のフルマラソン反省点
反省点
- 練習期間が足りなかった
- 長距離ランの不足
- 擦れる場所にワセリン塗布
練習期間が足りなかった
今回の反省点の1つは練習期間。一か月に100km近く走るような本格的なトレーニングをしたのが6月からだったので実質3か月ほど。
本格的な練習を始めるのが1、2ヶ月遅かったと反省。次回は雪解けの4月くらいからは始めないといけないと考えています。
長距離ランの不足
今回のレースでは、呼吸が苦しくなることより、足が痛いことがキツかった。太もも、ふくらはぎ、膝、足裏など全部痛くなりました。これはフルマラソンを走りきる筋肉が足りなかったということなので、スピード練習以前に長い距離を走る練習をもっとしなければならなかった。
長距離のランでいうと、今回のレース前の練習では1日の最高走行距離は21km、2日間で25kmだった。これを次回は、1日30km あるいは2日で42kmを走る練習をしたい。
擦れる場所にワセリン塗布
レース後に脇の下と太ももの付け根あたりが痛くて、見ると赤くなってました。これは長時間、服と肌が擦れたことによる影響のよう。こすれやすい場所にレース前にワセリンを塗ると対策になるようなので次回からはそうしたい。
北海道マラソン2023まとめ
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
30℃以上の気温や豪雨も重なり、フルマラソンデビュー戦は思っていた以上に過酷なものとなりましたが、なんとか完走することができました。
本記事の多くの写真に写っているのですが、沿道の声援がとても力になりました。途切れることなく沿道の応援があるレースはそう多くないみたいです。ありがとうございました!また来年も挑戦したいです。
本記事が北海道マラソン初挑戦!という方の参考になると嬉しいです。