アップルウォッチを着けてフルマラソンを走ると電池切れになる？実際に走ってみた

アップルウォッチを着けてフルマラソン！充電切れになった？

「フルマラソンの大会に出る」と決めて2023年8月の北海道マラソン2023にエントリーし、初めてのフルマラソンを完走しました。その時着けていたのがアップルウォッチです。

結論から言うと、アップルウォッチを着けてフルマラソンを完走することは可能でした！！

事前にネットで調べていた段階では、「フルマラソンでは、アップルウォッチの充電がもたない」という情報もあり不安でしたが、全く問題ありませんでした。

下の実際の写真を確認してください。

北海道マラソンのスタートは8時30分です。スタート直前の充電は96％でゴール後は34％でした（実際にはゴールしてから約20分後の写真）　

私のタイムが5時間22分だったので、1時間あたり11〜12%ほどの電池の消耗です。この計算でいくと7時間かかったとしても充電切れになることは無さそうです。

つまり、アップルウォッチを着けてフルマラソンを走っても充電切れにならずに完走できる。ということが証明出来ました。

とはいえ、いくつかの注意点がありますので参考にしてください。

アップルウォッチを着けてのフルマラソン時、充電を持たせるためのポイントを3点あげます。

フルマラソンでアップルウォッチの充電を長持ちさせる3つのポイント

①充電をフルにしておくこと

まず大切なのは「充電をフルにしておくこと」です。

基本的には自宅を出る直前までアップルウォッチを充電しておけば問題ないでしょう、心配な方は移動中も充電すればいいです。アップルウォッチとiPhoneの両方を同時に充電できるモバイルバッテリーがおすすめです。

②すぐに充電切れになるアップルウォッチではないこと

すべての充電式バッテリーは消耗品で、その耐用年数 (寿命) には限りがあり、いずれは容量やパフォーマンスが低下します。バッテリーが劣化すると、その影響で Apple Watch のパフォーマンスにも変化が現れます。　引用元：Apple Watch公式ページ

30分や1時間のランニングでどの程度充電が減るかを確認し、フルマラソンの場合を想定して計算しましょう。私のように1時間で10%前後の減り方であれば問題ないです。（iPhoneを携帯してのラン時）

ちなみに私のアップルウォッチの基本情報です。

約2年前に購入したアップルウォッチでフルマラソンを走りました、ランニング時だけでなく日常でも使用しているものです。まだまだ、このアップルウォッチでフルマラソンに出場できると思います。

③iPhoneを携帯して走ること

フルマラソンやランニング時にはGPS機能のあるランニングウォッチを用いることで正確な距離とペースの計測が可能になります。

アップルウォッチでGPS機能を使うとその分、バッテリーを消耗し充電切れが早くなります。

そんな時にiPhoneを携行していればアップルウォッチの代わりにiPhoneのGPS機能を使用するので、アップルウォッチのバッテリーの消耗を防ぐことができます。

ちなみに、Apple Watch公式ページに最新のアップルウォッチのバッテリーがどのくらい持つのか、情報がありましたので参考にしてください。

Apple Watch Ultra 2であればiPhoneの携行なしでもフルマラソンを走れそうですね。

Apple Watch SE（第2世代）だと4時間以内に走れる方なんかは問題なさそうですが、人によっては不安が残ると思いますので、iPhoneを携行することで解決します。

その他　寒いとバッテリーの持ちが悪くなる

アップルウォッチ公式ページより、アップルウォッチは低温環境下だとバッテリーの持ちが悪くなってしまうようです。

北海道マラソンは夏のマラソンなので影響ないですが、寒い時期に行われるフルマラソン大会時には関係ありそうなので参考までに載せておきます。

バッテリーのインピーダンスが高いと、システムが必要とする電力を供給することができません。化学的経年劣化が進んだバッテリーでは、このインピーダンスが増加する傾向があります。バッテリーのインピーダンスは、充電残量が少ない状態や低温環境下でも一時的に増加します。このような状況と化学的経年劣化が重なると、インピーダンスの増加はさらに顕著になります。

引用元：Apple Watch公式ページ

まとめ

最後まで見ていただきありがとうございました。アップルウォッチはランニング時やフルマラソン時のタイムの計測、音楽の再生だけでなくSuicaやクレジットカードとしても使えるとても便利な時計です。

フルマラソン時に時計は必須なので、体調だけでなく時計もベストコンディションで臨めるようにしましょう！